B772キャス

【ご案内】

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本日。2023年1月15日は航空史において、語り継がれる事故であるハドソン川の奇跡が起きてから14年の日です。

事故詳細:ラガーディア空港発シャーロット空港行きのUSエアウェイズ1549便(エアバスA320、コールサイン:カクタス1549)は離陸直後、巡航高度に向かう途中に鳥の群れに接触し、鳥がエンジンに吸い込まれて、2つのエンジンが共に機能を停止してしまう。1549便のチェスリー・サレンバーガー機長(愛称サリー)と副操縦士のジェフ・スカイルズは、推力を失った機体をなんとかして操って出発地のラガーディア空港へ引き返そうと試みるが、高度が低すぎたため絶望的であった。さらに、他の空港への着陸も不可能と考えたサリーは、やむを得ず眼下に流れるハドソン川に機体を着水させることを決断。サリーの巧みな操縦により着水の衝撃で機体が分解することもなく、またクルーの迅速な避難誘導や、現場周辺を航行していた多数の船舶が協力したことで救助が早かったことなどもあり、大型旅客機の不時着水という大事故ながら、1人の死者も出さなかった。

この節目の日に、改めて安全運行してくださっている航空関係者並びにそれに関わる全ての方々に、感謝と尊敬の意を表しましょう。

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