目前無法購買此商品
「アングラ演劇の歴史的存在理由を忘れてはならない理由」 企画/進行 海上宏美
1972年創設の七ツ寺共同スタジオは名古屋のアングラ演劇の拠点でした。しかしアングラ演劇とはなんなのか。なぜアングラ演劇は登場してきたのか。60年代後半にその発端を開いた一人である菅孝行氏を招き、その後の世代がアングラ演劇をどのように受けとめてきたのか議論したいと思います。
◆登壇者
菅孝行(かんたかゆき)
1939年東京生まれ。批評家(元劇作家)。演劇関係の近書に『演劇で世界を変える 鈴木忠志論』『戦う演劇人』編著『佐野碩 人と仕事』。演劇論以外の近著に『天皇制と闘うとはどういうことか』『三島由紀夫と天皇』など。
ニャンコ(にゃんこ)
大道芸人。1970年代、劇団芸術劇場(京都)、京都大学西部講堂連絡協議会メンバーとして過ごす。1980年代より「裂島遊行」と題し大道芸を開始、全国各地を回る。1990年代、海外の街頭でも大道芸を行うようになる。
内野儀(うちのただし)
1957年京都生れ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。博士(学術)。学習院女子大学教授。専門は表象文化論。著書に『メロドラマの逆襲』(1996)、『メロドラマからパフォーマンスへ』(2001)、『Crucible Bodies』(2009)。『「J演劇」の場所』(2016)等。
羽鳥嘉郎(はとりよしろう)
1989年ブリュッセル生まれ。演出家、けのび。編著に『集まると使える—80年代 運動の中の演劇と演劇の中の運動』(ころから、2018)がある。女子美術大学非常勤講師、立教大学兼任講師。