YouTubeチャンネル【大人ノ学校】のトークイベント
2025年1月27日(月)18:30~21:30(18:15開場)
※当日リアルタイムでご視聴できなかったとしても、配信内容のアーカイブは14日間(2月10日まで)残ります。
アシスタント:ともみんさん(Xアカウント:@miii_837)
【配信内容】
黄泉国から帰還した創造神・イザナギは、黄泉国に入ることによってまとってしまった穢れを流すため禊祓を行ったといいます。
穢れを流す中で、イザナギは様々な神々を生むことになるのですが、最終的に日神・天照大神、月神・月読尊と共にスサノヲが生まれることになったのです。
このスサノヲという存在は、これまでの歴史の中で様々な地域で信仰され、多くの神格を持つことになるのですが、今回特に注視するのは【スサノヲと古代呪術】との関わりです。
スサノヲと同一視された、陰陽道においても重要な位置にある【牛頭天王】の正体を軸に、【古代日本の呪術と常世信仰】の知られざる秘密やこれを形成していったある【呪術祭祀の一族】を紐解いていきます。
《追加》
前回のトークイベント『ヒルコ超考察』では、知られざるヒルコの本質的な信仰を紐解いていたのですが、その中でキーとなったのは【常世信仰】でした。
今回のテーマである【スサノヲ】に関してもそれが言えます。
スサノヲとは「根の国」という常世を統治する王であり、仏教的に言えば冥界の王・閻魔にも通じる存在です。
ヒルコと大きく違う点は、スサノヲとは陰陽道という呪術に関わる一族たちによって【牛頭天王】として信仰され、それは全国的なものとなっているということ。
古代日本には、皇祖神・天照大神という【天皇】の信仰と、スサノヲ(牛頭天王)という【天王】の信仰が共存していました。
この二つの【テンノウ】信仰の一端を担う【牛頭天王(スサノヲ)】の信仰の紐解きは、まつろわぬ民、土着の国津信仰(クズ信仰)の呪術を明らかにするものであると考察しています。
我々日本人が大切にしてきた【モノ】(考え方や生き方)とは、一体何なのか。
それを土着の王・長髄彦との意外な関係性や歴史から消された民間陰陽師・蘆屋道満との関わりを含め、牛頭天王(スサノヲ)の正体を軸に考察していきます。
ぜひ、今回も楽しみにしていてください!!